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  • 執筆者の写真Mariko Yamaguchi

鎌倉 季節ごとに味わう珠玉のフレンチ@レストラン タカシタンノ Restaurant Takashi Tanno



【季節ごとに味わう楽しみ・水無月】


私のブログではすっかりお馴染みの鎌倉 長谷寺のすぐ近くにある

「Restaurant Takashi Tanno レストラン・タカシタンノ」


昨年から季節ごとに訪れているのに毎回「悶絶&感動」してしまう丹野シェフのお料理たち。そして、それらを引き立てる名ソムリエ山本氏の素晴らしいワインセレクト。今回は初めて来店の友人が一品ごと食べるたびに目を丸くして悶絶する様子も楽しくて、新たな感動に震えながら旬の味わいに酔いました。


「Inspiration~直感・ガレット・ドゥ・鎌倉・白と黒・Infusion~感情・考え~・甘鯛・ピジョン・びわ・ミニョン・Ethiopia Yirgacheffe」



<Inspiration>いつものひとくちおつまみ

・マグロのタルタルと生ハム・うずらの卵をカリカリの鎌倉ビールのクラッカーに乗せて




・トコブシのシャンパンとレモンのゼリー寄せ、ホエイの泡に焦バターの風味




・小田原玉葱のアイス・自家製生ハム・甘酸っぱいフルーティな湘南トマト


実はこのお料理は7/9放映の「食彩の王国・小田原タマネギ編」で紹介されるもの。柔らかな甘味のふわふわに軽い玉葱アイスに花の香りのするジャムのような湘南トマト。



ナプキンリングに添えていた野花をグラスに氷と一緒に入れてくれる優しさが好き✨



<ガレット・ドゥ・鎌倉>鮎 相模川の鮎と鎌倉野菜 トマトの葉を練り込んだガレット

発酵ミルクのソースに梅と胡瓜のエキス、山椒のオイルの風味。

 

相模川で採れた鮎はキレイに骨を抜いて香ばしく焼いて、鎌倉野菜と一緒に柔らかなガレットにそっとくるんでいただく一品。爽やかな香りの鮎の身と新鮮な夏野菜の歯応えと繊細なソースが口の中でシャキシャキと混ざり合う。

ワインはハーブの香りがするサンセールのソーヴィニヨンブラン。



<白と黒> イカとイカ墨とホワイトアスパラ ねっとりとした甘い生イカの身には薄く削ったホワイトアスパラを乗せ、アクセントにヘーゼルナッツを散らして。下段にはイカ墨とアスパラの茎のサックリ感。



ブルゴーニュのシャルドネとプロバンスの赤はBANDOL。



<Infusion> 30種以上の野菜たちの豊かな味と香りや歯応えを楽しむ一皿



丹野シェフが目の前で仕上げてくれる一品に合わせたのはトゥールーズのオレンジ色の白ワイン、アプリコットやアロマティックな香りが野菜の甘味にぴったり。 ※オレンジワインは、白ブドウの皮や種を使って造ったオレンジ色のワイン



<サプライズ> ベイビーアワビの柔らかソテー バターの香りのソース



エレガントな花のような香りのローヌのワイン。



<甘鯛>鱗焼きに根曲竹とアサリのソース

透ける紙のように薄いうろこはハラハラと舌に落ち、白身は見事なミディアムレアで柔らかに溶ける。根曲がり竹のシャキッとした歯応えがアクセント。



ボルドーのラグランシュ白 セミニヨンは夏の始まりに合う香りと味。



<ピジョン> 美しい真紅のローストピジョンは絶妙な火入れ加減 レアのようでレアじゃない、美しい真紅の肉に香ばしい焦げ目とノスタルジックな焼き鳥風のソース。


ストウヴのキャセロールでこんがりと焼けた鳩は美味しい予感しかない♡



小さなモモまで愛おしい。ワインは赤、サンテミリオン2009、メルローとカベルネのバンランスがよく鳩にぴったり。



<びわ>スライスした生のびわと杏に甘酒のアイス・生クリームとレモンバーム・キャラメルソースにはジャスミンの香り。



シャンパーニュ地方の希少なデザートワイン・ラタフィアは香りと甘味が秀逸で酔い心地もさらにアップ。もうそろそろ危険な領域・・・ごめんなさい、酔ってます(笑)



<ミニョン>山本氏の淹れてくれる美味しいモカと共にいただく小さなマカロンもジューシィなパート・ド・フリュイも大好き。


秋まで渡英する私のために「行ってらっしゃいませ」のプレートをサプライズで♡


今回もとても美味しくて幸せいっぱいだった「レストラン タカシタンノ」

秋にはどんな味が待ってるかな、帰国したらまた伺う日が楽しみです。




神奈川県鎌倉市長谷2-11-44

TEL&FAX 0467-67-9313


↓予約は以下からも可能


Lunch 12:00~15:00

Dinner 17:30~20:00

水曜定休



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