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  • 執筆者の写真Mariko Yamaguchi

鎌倉 秘密にしておきたい珠玉のフレンチ@ レストラン タカシタンノ Restaurant Takashi Tanno


【素敵な友人たちとフレンチで新年会@Restaurant Takashi Tanno par 長谷紫‐ゆかり‐】

ここ数ヶ月間、毎月のように通いつめているお店は鎌倉 長谷寺のすぐ近くにある

「Restaurant Takashi Tanno レストラン・タカシタンノ」。

料理人とお料理は=イコール。クリエイティブで繊細、静かだけど芯のある丹野シェフが作り出すお料理がとても好きです。

その日の鎌倉は数日前の雪が嘘のように、よく晴れて気持ちの良い日でした。シェフの愛がこもった美味しいお料理と、ソムリエの山本氏に身も心もお任せして(笑)心ゆくまで楽しみたいとワイン好きの友人たちの期待も高まります。


R&L Legras Blanc de Blanc s Grand Cru

柑橘系の香りが爽やかでキリっとした最高級のシャンパーニュで乾杯&スタート✨


<Inspiration>いつものひとくちおつまみ。ひとくちでなくなるのがホントに悔しいほど美味。雛豆のお皿に乗っている小さなバーガーはシェフ一押しの鎌倉バーガー。

*ホロホロ鳥のコンフィとほうれん草、うずらの卵とベシャメルソース、鎌倉ビールのキッシュ。 *こがしバターとじゃが芋のチップ、リンゴのサラダのせ。

*湘南バーガー=長井漁港の鯵のフリット、アボカドと自家製ウースターソース。黒糖蒸しパン。


Alsace Grand Cru Riesling Sommerberg Domaine Albert Boxler 2018


<たこ>キャベツの甘みと赤座海老の香りに大好きなアルザスのワインです。 どれが蛸でどれがマンボウ?マンボウなんて食べたことないかも?となぜかそこで盛り上がる女子たち。楽しいのは美味しいからかな♪


*マンボウと蛸のソテー、キャベツのスープ煮、 赤座海老のエキス。

トマトとセロリの香り。


<鰆>ストウブに入れてチラ見せしてくれる鰆。抜群の火入れと藁の香りに焦ビターソース、ブルゴーニュの白シャルドネとの相性も抜群。


*鰆の軽いレモンのマリネ、藁のスモーク

根セロリピューレ、しょっつるノワゼットソース。


Pernand-Vergelesses Les Cloux Rollin Pere & Fils 2018


<蟹>朝もやのイメージに仕立てたお皿は、夜の月を海底から見てる蟹。雲をイメージしたカモミールの泡がちょこんと乗っています。蟹によく合うというローヌの北の白ワイン。と、ここで山本氏が「やっぱり蟹には日本酒が合うんですよ」と地元湘南の熊澤酒造 純米吟醸を少しづつ。蟹と日本酒の美味しさは言わずもがな❤️うーん、酔ってきました(笑)


*イバラガニと発酵シャンピニョンのフラン、

お米と日本酒ソース、カモミールの泡とカラスミ。


Condrieu Chanson Domaine Monteillet 2018

熊澤酒造 純米吟醸


<Infusion>野菜たちの豊かな香りとそれぞれの味わいを楽しむひと皿。これにはサンセール。


*30-40種類の野菜を使ったサラダ


Sancerre La Cote des Mont Damnes  Domaine Andre Neveu 2018


<あんこう>別々のお皿に盛られてテーブルにやって来たあんこうとあん肝。

*あんこうのアロぜ、あさりとサフランのソース、柚子の香り

白バルサミコのレモネードのせあん肝添え。


あんこうの身とあん肝のキャラメリゼレモン添えを重ねて、まるでロッシーニのような逸品✨


あん肝とあんこうのコクのある組み合わせにはボルドーの白ワイン。

Clos Floridene Graves 2018


<鹿>思わず「仔鹿さん、食べちゃってごめんなさい」と言いたくなるほどの柔らかさとすっきりしたあと味。ブルーベリーのソースは鹿の血入りでも軽やかで果実味溢れる味、ジビエが品良くまとまっています。


*コーヒーオイルでマリネした仔鹿のロティ、(ロース、モモ、タン)赤ワインとフォアグラ、鹿の血のソース、ブルーベリーとエピスのピューレ。

ハッと目が覚めるような美しい色とキリッとした味のボルドーのルージュ❤️大好き❤️

Château Rouget Pomerol 2014


<サプライズプレゼント>美味しいソルベに驚いていると、ボルドーのソーヴィニヨン・ブランで作ったジンが登場。アルコール度数は高いけど、ジュニパーの香りにうっとり。はい、ワタクシかなり酔ってきました(笑)


*洋梨のソルベ 本わさびの香りみかんのソース


Sauvignon Gin Sorgin 


<とろけるショコラ>フォンダンショコラの中からはアツアツの甘酸っぱいフランボワーズソースがあふれます。これにはブルゴーニュのブランデー。芳醇な香りが素晴らしく、デザートとコースの〆にふさわしい。


*フォンダンショコラ フランボワーズのソース入り

和三盆の平飼い卵のバニラアイス

Vieux Marc de Bourgogne


<ミニョン>どんなにお腹がいっぱいでもペロリと食べてしまう魔法のような小菓子たち。

*フランボワーズマカロン、イチヂクのパート ドゥ フリュイ、フロランタン


<エチオピアG1のネルドリップコーヒー>山本氏の淹れてくださる美味しいコーヒー。


丹野シェフの料理は一見シンプルに見えるのですが、その裏には吟味した素材と計算され尽くしたバランスや丁寧で複雑な仕込みが隠されているのです。だから口に入れた時にその「優しくて芯のある繊細な美味しさ」がジワリと溶けるように身体の中に沁みてくる気がするのです。

才能溢れる若きシェフの愛のこもった料理の数々とそれを引き立てる素晴らしいワインペアリング。本当は秘密にしておきたいぐらいのお店なのですが、だんだん知名度が上がって来ているようで、嬉しいような嬉しくないような複雑な気持ち(笑)。鎌倉の季節が変わるたびに訪れたい大人のための美味しいフレンチレストランです。



📛Restaurant Takashi Tanno par 長谷紫‐ゆかり (レストラン タカシタンノ)

Lunch ¥7,200 プロローグ3品と全7品のコース(税・サ別)公式ページより

Dinner¥14,500 プロローグ3品と全10品のコース(税・サ別)公式ページより (ワインペアリング・ノンアルコールペアリング 別途料金)


〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷2-11-44

TEL&FAX 0467-67-9313

↓予約は以下からも可能




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