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  • 執筆者の写真Mariko Yamaguchi

赤坂 進化系江戸前鮨@鮨まつもと



【すし松本 赤坂】

GW 後半に半年ぶりで会う友人のリクエストで赤坂にある鮨まつもとへ。引き戸の奥に入ると、店内は白木のカウンター(8席)と扉の閉まる個室(2−4名)だけというこじんまりした空間の壁には美しい木製冷蔵庫が存在感を放っています。



何はともあれ、再会を祝って乾杯♡


こちらはミシュランひとつ星を二年連続獲得店らしく、創意工夫をこらした美味しい料理とお鮨と日本酒をじっくりと味わいました。


まず握りの前に出される料理がどれも丁寧で、日本酒を誘う美味しさに満ちています。日本酒はメニューには載せていなかった静岡県の磯自慢(純米吟醸)を教えてもらい注文。上品な香りと味が料理にぴったり。

・岩もずくと干しエビとシラスの沖漬け/壬生菜の煮浸し


・蕗と鱈の真薯と潤菜のお椀


・フカヒレと新玉葱と碓井えんどうの冷製茶碗蒸し



・漢方和牛ミスジと独活の金平/行者ニンニク味噌添え



・自家製のガリ


期待の握りはどれもとろけるような味わいで抜群に美味!ひとつひとつのネタの良さと味付けや組合せの妙、また自家製の赤酢が効いたガリもつい箸がすすむシャレた美味しさ。

・中トロ


・カレイ


・雲丹とアオリイカ


・漬けマグロ柚子胡椒


・銀鱈(ぷりぷりコリっと初めての食感)


・小肌


・揚げたて海老天ぷらと雲丹、海苔で巻いて手巻きのようにガブリといただく



・崩し帆立

・中トロの漬け

美しく贅沢な一品だった蛍イカと浅利と馬糞雲丹とビーフンについて「ビーフンはお米で出来てるからこれも創作鮨のひとつ」とおっしゃる店主の大谷氏。そのセンスが素晴らしい。 ・蛍イカと浅利と馬糞雲丹とビーフン


・穴子 ・葱トロ海ぶどう(巻き)


香ばしさと甘さを押さえたツメが穴子を引き立てる。


海ぶどう入りの葱トロは磯の香りと歯触りにトロの甘さがからむゴージャスな味。


・卵焼き(プリンのよう)


ラストはレモングラス緑茶で締めくくる華麗なコース。


どれもすべて美味しかったけど、私は雲丹とアオリイカが一番好きかも♡ 江戸前でありながら進化系のお鮨の数々に魅力された幸せランチ。この内容とクオリティで驚きのお値段ランチコース11000円(ドリンク抜き)には頭が下がります。


当日、食べている最中「予約時に間違えて二万円のコースを頼んでしまったに違いない!」と思い、大将に確認したほど贅沢な内容と品数に感動。

ミシュランのお寿司屋さんでも手が届く価格が嬉しく、その美味しさにすっかり魅了されました。次は誰をお連れしようかとすでにそわそわしています。

【赤坂 鮨まつもと】 📍東京都港区赤坂3丁目12−18 館第8荒井ビル 3F

 

 TEL 03-5544-9578 予約はこちらからもできます↓ tabelog



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