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  • 執筆者の写真Mariko Yamaguchi

大人女子的香港ランチ @ 琥珀宮 パレスホテル東京



東京駅の丸の内口から真正面に歩くと見える和田倉門。そのすぐ右側、お堀沿いに立つパレスホテル東京は「フォーブストラベルガイド2020」で最高ランクの5つ星の評価を5年連続で獲得しているという高級ホテル。優雅で落ち着いた空間にはガラスの向こうから美しい気が流れて来るようです。

館内に入ると美しいオブジェが出迎えてくれます。

5階にある「琥珀宮」の店内に通じる廊下はシックな琥珀色を貴重にした存在感のあるカウンターやオブジェが飾られ、客席のフロアは柔らかな日差しと濃いブラウンが品良く調和したシックで大人な空間です。

座った瞬間からテンションがあがる心地良さ。トキメクなぁ。


私達がいただいたのは水晶Crystal(北京ダックコース¥6000)

前菜の盛り合わせ / 四大海福拼盆

香港式点心/ 香港式三色點品

名物 北京ダック / 北京式片皮鴨

干し貝柱と蕪のすり流しスープ / 蕪菜干貝羹

鶏肉と栗のオイスターソース煮込み / 栗子炆鶏球

本日のチャーハン / 即日厨師炒飯

デザート / 精美凍甜点品

初めのひと皿は、あまりの美味しさに驚いた前菜の盛合せ。お口の中でジワジワと美味しさが広がっていきます。今まで日本で食べた中で一番美味しいかも・・・と興奮w

続いて出てきたセイロの點心も完璧に香港の高級ホテルの味♡

店内中央にはドラマチックな舞台のように大きな大理石の調理台が鎮座し、飴色のダックたちと、それを手早く割き、巻いているスタッフの手さばき。美しすぎて絵になる光景にしばし見とれてしまう。

いよいよ、お待ちかねの北京ダックがあの大理石の上から私たちのテーブルにもやってきました。それはずっしりと重く、薄めの春餅から透けて見える飴色のダック。ひとくちかじってみたらパキパキッと音がしそうなぐらいにクリスピーで、一緒に巻いてある香味野菜とタレとのバランスも絶妙であと引く美味しさとはこのこと!

蕪のすり流しスープは優しい味でするするっと入ってしまう。肌寒い季節にぴったり。

季節感満載のひと皿は旬のホクホクした栗と鶏肉、オイスターソースとスープの自然な優しい甘み。

思ったよりもお腹がいっぱいになってきたので、急遽本日の炒飯を麺類に変えていただいた。ちょっとしたわがままにも臨機応変に対応していただけるところも素晴らしい。

この担々麺、コクのあるスープも美味しいけれど、手打ち麺が透き通っているのにしっかりと歯ごたえがあって、すごーく美味しい♡

デザートのミルクプリンは甘みの少ないパイナップルソースが乗っています。脇に添えられていたのは小さなサツマイモとチョコレート。日本の旬の素材を大切にしていることが伝わってきます。お料理全体に日本の季節や歳時記を感じさせる食材を広東料理の技法で表現しているというコンセプトにも納得。お願いしたプーアール茶も質がよく何度でもお湯を足してくれました。

とても美しく落ち着いた大人の空間✨

あの調理台をちらっと見たら上海蟹をさばいているのが見えるではありませんか😨新たなヨクボウが沸々と(笑)

あまりに美味しかったので調理法などについて色々なことを聞いてしまいましたが、アシスタントマネージャーの山崎さんは温かく細かに対応してくださいました。さすがのホスピタリティ。ちょっぴり贅沢なランチだけどランチならではのお得感が大きく満足度が高いお店でした。もう次回の予約を入れてしまったわ♡



東京都千代田区丸の内1-1-1

☎ 03-3211-5211


SPECIAL THANKS : 山崎 裕史様

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