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  • 執筆者の写真Mariko Yamaguchi

京都 大人の隠れ家イタリアン@ろくそう



【山入 イタリア料理 ろくそう】


ここ数年、毎年年末には京都へ弾丸旅をするのがなぜだか恒例になっているワタシ←本当は弾丸じゃなくてゆっくりしたいのですが(とほほ)


今回は昨年の11月後半でした。偶然にも京都入りしていた東京の友人と合流して急遽京都グルメ女子会を楽しむことに♡


彼女に連れて行ってもらったのは隠れ家イタリアン「ろくそう」。京都御所の裏側の今出川通り沿いに佇む京都らしい和の雰囲気が素敵なお店です。 緑衫色(ろくそういろ)に染め上げた暖簾をくぐると店内もまた凛とした緊張感が漂う美しさ。うふふ、好みのタイプだわ♡



吉野杉の一枚板のカウンターに清水焼の陶版を乗せたカウンターの向こうには存在感のある水屋箪笥が鎮座し、壁掛けの配置や花など置いてあるものすべてにセンスの良さが伺える。


イタリアンでありながら、使われている器もすべて和食器という和(京都)の空間は花脊ご出身のシェフのお店造りとふるさとへの思いが伝わってくるよう。



いただいたのは月替わりのメニュー 5品(¥6600税込)


はじめのお漬物

鶏と木の子

雲子

くちどけ加藤ポーク

モンテビアンコ+お煎茶



たこシャンが気になるも・・・他のものに(笑)



美しいワイングラスでいただくスパークリングワインは大分の安心院シャルドネ。



シェフが子供の頃に食べた味をそのままに、花脊で昔ながらの製法で作られたというしば漬けとペコリーノチーズを使った前菜で始まる「京都イタリアン」に引き込まれてゆきます。



木箱から出てきたのはシナモンシュガーを練り込んだフォカッチャは甘くてふんわり♡



香ばしくローストされた鶏の皮とジューシィな身の間にびっしりと挟まれた木の子。この調理法は初めてお目にかかりました!



クリーミィな白菜と雲子のグラタンかと思ったら・・・



下にはもちもちの手打ちパスタが隠れてた!



桃色で柔らかな加藤ポークを京野菜の千切りと共に。



ドルチェはシェフが目の前で絞り出して仕上げてくれる和栗のティラミス。シェフが着ていらっしゃるのは藍染のコックコート✨



たっぷりの和栗ペーストに柚がアクセント。



奥様が淹れて下さる香り豊かなお煎茶と一緒にいただく頃には大層満腹に。



京都でなければ食べられない貴重なイタリアンはシェフのルーツとセンスとこだわりをヒシヒシと感じつつ、新しくもあり、懐かしくもある、和と洋の組み合わせの妙を楽しめる大人の味わいでした。さらにこのお値段でこの内容は信じがたいほど!連れて行ってくれた友人に大感謝。味と雰囲気とセンスに感動した京都イタリアン、美味しかったなぁ✨



📍京都府京都市上京区革堂内町522−1 TEL 0752311690 予約は電話または上記HPより


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