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  • 執筆者の写真Mariko Yamaguchi

京都 アラカルトで楽しむ上質な京料理@徳まる



【 徳まる】


京都に行ったら京都らしい美味しさの和食を味わいたい。


おばんざいも魅力的だけれど、できれば懐石料理で出されるようなひと品をアラカルトでつまみながら、美味しい日本酒をちょこっといただけるお店がないかなぁと探していたら・・・見つけました!友人が(笑)


京都市役所横の押小路通りに面したビルの1Fにある「徳まる」は一見さんお断りのようにも見えるシンプルでクールなエントランス。ちょっと敷居が高い感じがしたけれど、事前に電話予約してあるから大丈夫なはず、とどきどきしながら暖簾をくぐると・・・



店内はシンプルで綺麗なカウンターのみ。意外なことに想像よりもお若い店主の徳丸氏は笑顔が温かくチャーミングな方でホッとさせられます。



ここでは懐石料理の流れを組む「旬の味わい」を徳丸氏の若々しい感性と丁寧さで作られる逸品がおつまみとしてアラカルトでいただける。


自分が求めていたものが書き込まれたメニューを眺めては感動しつつ、ニンマリ♡


早速、肴と椀物と焼物から食べられるだけの料理を選び、椀もの以外は友人とシェアで。 ・ぶりの湯引き(つき出し)

・ふぐぶつみぞれ和え

・ほたてとれん草の胡麻和え

・かます幽庵焼き

・ぐじとゆば真薯の蕪みぞれ椀

・蛤とあわび茸の椀

・岩のり雑炊




突き出しは「鰤の湯引き」。ポン酢の上品さとブリのすっきりとした甘みが優しく舌に残る。



日本酒は醴泉(れいせん)を差しつさされつ。幸せに酔います♡



ふぐぶつみぞれ和えはポン酢の風味とふぐのコリコリした歯応えがよき。



目の前で胡麻をすりおろして和えてくれる、ほたてとれん草の胡麻和えの香ばしさ。器も素敵♡





温かな汁物は絶対に蕪か真薯の入ったものと決めていたワタシ。ぐじとゆば真薯の蕪みぞれ椀は感動もの。



かますの幽庵焼きは香ばしく身がふっくらと甘い。あまりに肉厚でかますには見えず「なんのお魚ですか?」と聞いてしまったほど(笑)




シメの岩のり雑炊のおだしの美味しさにも悶絶。お腹がいっぱいでも食べ切れる分量が嬉しい。





あまりの美味しさに「もう帰りたくない。ずっとこの美味しい料理を食べ続けていたい」とゴネるワタシを笑顔で見守ってくださる徳丸氏(苦笑)←なのに笑顔の写真がなくてごめんなさい♡



徳丸氏はオープンしてから自身では一切「宣伝」のための発信はされていないとか。それでも味の良さに人づてに広がり、また味のわかる地元の大人な常連さんたちが通うお店です。


京都で美味しいものが好きなだけ食べられてくつろげる大人なお店に出会えて本当に良かった。京都に行ったら必ず再訪します✨




SPECIAL THANKS♡ Ikuko Sasaki



📍京都市中京区亀屋町407 NOVA-F


TEL 080 9169 0331 (予約はTELのみ)

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