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執筆者の写真Mariko Yamaguchi

Throwback to London @ My Flat 留学生活



音楽を聴きながら毎朝歩いていたのはビクトリアン様式の建物が並ぶ閑静な住宅街。

私が半年間滞在していたフラットがあったのはセントラルラインの Shepherd's Bush 駅から歩いて5分ぐらいのWest Kensington エリア、交通が便利で治安も良い静かなエリアだった。

フラットメイトは大家さんでもあるセルビア人美人姉妹 Jasmine と Natasa。それとインターンシップで仕事をしながら学士を取るために勉強していたイタリア人男子のMarco。英語を学びに来た私にとって日本語ゼロという素晴らしい環境だった。全員が本当に良い方ばかりで毎日が楽しく充実していたのは彼らの温かな人柄のおかげだった。語学学校の指定のホームステイや学生寮はそれぞれに色々な制約や問題がありそうだったし、ましてや自分で住みたいエリアも選べないというのは私には不向きだったので、知り合いの英国人のアドバイスを参考に予め場所をしぼってから Airbnb でじっくりと見つけたお気に入りの住まいだった。


Jasmine は陽気で純粋で明るくステキな女性。ロンドン暮らしを快適にするためのヒントやヘルプを私にたくさんくれた大切なひと ♡ 彼女がいなかったら私のロンドン生活は快適なものにはならなかったんじゃないかと思うほど。まるで以前からの古い友人か親戚かのように仲良くしてもらった。留学生活の後半にはフィレンツェへ女子二人旅するほど親密にw。出会いは運だとも言われるけど、彼女のお部屋を見つけられたことはロンドン生活の中で最高に幸運なことだったと思う。



ご近所のLiquor shopで気難しそうな店主に話しかけられたり、すぐ近くのフラットのご婦人と世間話をしたりと、スクール以外の人とも気楽に関わりを持てるようになるとロンドン生活は当初より俄然楽しいものになっていった。



通りの花を眺めながら歩いたり、近くの Notting Hill Farmer's Market に買い出しに行ったり、日本人留学生にとって一番の悩みである「食事」も、好きなように自炊させてもらっていたので本当にありがたく、また、彼女達が日本食に興味津々だったことも幸いだった。和食を分かち合える環境が嬉しくて、セルビアやイタリアの家庭料理を分け合ったり、特産品のお土産をいただいたりと、美味しく楽しい異文化交流の毎日だった。




Jasmineと私で日本食ホームパーティを開いた時のことは忘れられない思い出のひとつ。私の毎日はスクール以外の時間の方が濃かったかもしれない。



フラットメイトのイタリア人Marcoイチオシのピザレストランで私の送別会。Marco とは名前が似ているので、毎朝「おはようございますMarco san」「おはようございますMariko san」とご挨拶(笑)



留学後半は午後の授業の前に昼からのElective class を受けていたので毎朝急いで駅からチューブに乗るようになった。フラットから Shepherd's Bush station までは5分弱という近さ。時間がない時はいつもここからまわりの人たちと一緒に信号無視して道路を渡って、チューブに乗っていたことも今では楽しい思い出。良い子は真似しないでください(笑)


毎日当たり前に歩いていた道も景色も離れてみるとこんなにも遠く、そして愛しいものに感じられる。それほど快適で幸せな大人留学だったのは Jasmina たちのおかげ。今ではロンドンは私のもうひとつの故郷になった気がする。



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