空と海が薄いグレイに包まれる梅雨の季節到来。鎌倉は華やかな紫陽花に彩られ、一年で一番の賑わいを迎え始めました。まだ五部咲きの頃、友人と紫陽花を見ながらまったりと過ごそうと出かけてみたら・・・朝早い時間にもかかわらず、すでに人・人・人で大変な混雑の北鎌倉でした。あまりの混雑ぶりにこの日のプランA(北鎌倉〜長谷〜七里ヶ浜)をB(北鎌倉〜鶴岡八幡宮〜極楽寺)に変更、ランチの後で一路江ノ電で極楽寺へ。
極楽寺の駅で降りたのはこれが初めて。「海の見える紫陽花参道」が人気の成就院を見終わると、目の前の路上に手書きのカフェの案内板が。
「La maison ancienne」どうやら階段を上がった高台にカフェがあるみたい。素敵なモノや場所に出会える時はピーンと来るワタシたち。案の定、そこには心地良いカフェがありました。
リノベーションされた築70年ほどの古民家は誰かのおウチに来たみたい。
靴を脱いで上がってくださいという言葉に促され中へ入ると、まるでヨーロッパにいるような錯覚におちいる雰囲気の部屋。アロマ製品や雑貨やジャム、洋服や骨董が並んでいます。洋服はオリジナルブランド「THE FACTORY」、手作りアロマは「AMBIENTE」のもの。 やだー♡ナニここー♡素敵♡
乙女ゴコロをくすぐる雰囲気にいやがうえにも盛り上がる大人女子2名(笑)
2階へ上がると、そこは鳥の声だけがゆるやかに飛び交い、穏やかな癒しのビューが広がるカフェになっています。
私はレモンケーキとコーヒーのセット、友人はスコーンと紅茶のセット。すべてが手作りだから、ほっこり美味しい。
すぐ向こう側は海だというのにここは穏やかな山の緑を感じられて、カフェのオーナーのコンセプト通りにスローライフを思い出させてくれるシンプルさがまたイイ感じです。
ところで、このお店のことは事前に何の情報もなく、たまたま偶然に見つけただけだったので帰宅後に調べてみたら、なるほどな答えが見つかりました。
この古民家を改造したカフェのオーナー「 Roshan Silva ロシャン・シルバ」はシンプルで穏やかなヨーロッパの美しい暮らしをテーマにした店や商品作りに定評のある人気ライフスタイルデザイナーだったのです。その多才な才能とセンスでパン作りやスローライフのワークショップの開催や著書もあり、商品は日本の店舗だけでなく、オンラインやアジア各国でも展開中だとか。どうりでステキなカフェなワケでした。
神奈川県鎌倉市極楽寺2-1-13
TEL:0467-81-4040 11:00~17:00 水曜定休
①大混雑の明月院で撮った明月院ブルー。丸窓の撮影は30分以上待ち。
②初めて入ってみた北鎌倉古民家博物館は予想以上に見どころ満載で楽しい。
毎回楽しい発見がある宝物探しのような鎌倉へのプチトリップ。行くたびに「好き」が深くなる鎌倉は魅力的な場所です。紫陽花の季節は激混みなのでオススメし難いのですが、やはり紫陽花は素晴らしいので、平日の早朝狙いで効率よくまわってみてはいかがでしょうか♡
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