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老舗の灯火<中環>陸羽茶室

  • 執筆者の写真: Mariko Yamaguchi
    Mariko Yamaguchi
  • 7月18日
  • 読了時間: 2分

【陸羽茶室】


香港ではお店の入れ替わりが激しい。もともとそうだったけれどコロナ以降はますます早くなって、古き良きお店がどんどん消えていく寂しさは香港迷たちにとって計り知れない。


もはや危機感のレベルだから渡港の際にはなるべくまだ健在な老舗に行くことにしている。


長い間ご無沙汰していたけれど、この有名すぎる名店「陸羽茶室」も自社ビルだからと、うかうかしていられない。ワタシたちの知らない事情でいつ突然消えてしまうかわからない。


中環の中心部、士丹利街を少し登ると見えてくるあの老舗らしいファサードと看板に、時を超えて心が躍る。


この朝は親切な友人を介して念願のボックス席を押さえていただいた(多謝)。昔は常連さんしか座れない席だったから願いが叶った。うふ。


古い名店はどこも美しすぎて切なくなる。その歴史を含んで古びた、けれど丁寧に磨き上げられた家具や装飾。壁の色、天井のファン、銀食器など。すべてが愛おしく美しく見える。そう本物だから。そこには嘘がない。人も、味も、器も。


だからこの日もただ「陸羽」という空間に身を委ねてまったりと過ごした。それは古き良き「香港」を感じるひとときでもあるから。


オーソドックスな點心をつまみ、お茶を飲む。ただそれだけなのに思い返すと胸が切なくなる。まだそこにあるというのに。


帰り際にドアの前で7年前にも記念撮影をしてくれたドアマン氏がいらしたので写真を見せながら再度一緒に撮ってもらった。時の流れに優しい微笑みを返してくださった。


老舗の灯火が消えませんように。いつまでも。




美しい広東語のメニュー表。



素朴で変わらぬテーブルセッティング。









オーソドックスな點心。







點心を頬張り、お茶を飲みながらまったり過ごす優雅な時間。









この場所にいるだけでうっとりする✨





ボックスシートのランプも素敵。



2018年と2026年。彼が素敵に歳を重ねてる。次に行っても会えるかな?会いたいな。 マダムエルも記念撮影パチリ。






🔹陸羽茶室






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