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大人女子的銀座ランチ@ GINZA chez tomo (銀座シェ・トモ)

執筆者の写真: Mariko YamaguchiMariko Yamaguchi


久しぶりに会う友人とヘルシーで美しい野菜のプレートが有名な銀座シェ・トモへ。 銀座中央通りを歩いて京橋寄りにあるポーラビルの12F、そのレストランの店内は高い天井が印象的で全体的にエレガント。入り口の消毒スプレーやソーシャルディスタンスを守る距離と、各テーブル席には白い皮張りの背の高いスタンドが立てられていて、コロナ禍の飲食店のご苦労を肌で感じました。


すでに2ヶ月以上会えなくて、この日を楽しみにしていた私たちは、銀座でのフレンチランチにワクワクし、テーブル置かれたナプキンリングにさえときめいてしまうのでした(笑)。コロナで会うこともままならぬ恋人たちのように泡のグラスを傾けながら、アツい想いでおしゃべりに花を咲かせつつ、美味しいものを楽しみました。



お料理は前菜と野菜のプレートとメインとデザートというコースを選びました。前菜は豚の耳とフォアグラのミルフォイユ風、歯応えとフォアグラの風味が重なり合ったデリケイトでシャキシャキ感とクリーミィなコクが楽しめる味。続いて、目にも麗しい30種類の野菜のスペシャリテはひとつひとつの無農薬野菜を無添加の調味料で優しく味付けしてあります。野菜の甘みをかみしめては幸せ感じます。メインに選んだのは鴨のワイン煮。さっぱり柔らかい鴨と揚げたポテトのサクサク感が風味の良いまろやかなワインソースとよく合います。



デザートはどんな材料でどのように作るかを説明してくださった中から選べるという楽しい趣向でした。友人は卵とチェリーを、私はチョコとオレンジをチョイス。


少しすると、それは姿を変えてやってきました。私のフォンダンショコラ風は温かくてオレンジの香りがしてムースのようにフワフワで、中にはコクのあるチョコがとろりと入っていました。友人のチェリーを使ったデザートはソルベとチェリー入りのサバラン風ケーキとお酒の効いたチェリーのソースであっさり大人味。どちらも美味しくてあっという間に完食。



「今が一番美味しいという瞬間の旬の食材を使い、複雑さを避け、本質と向き合った伝統的な調理法でそれぞれの素の味を引き出すという料理でおもてなしする」がお店の大切なコンセプトだそうですが、お皿の数が少なめなランチコースでさえ、なるほど!と思わせてくれる上品な美味しさでした。次回はディナーをゆっくりと味わってみたい✨



📛GINZA chez tomo (銀座シェ・トモ)

東京都中央区銀座1-7-7ポーラ銀座ビル 11-12F

☎︎03 5524 8868

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