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執筆者の写真Mariko Yamaguchi

大人女子旅京都 人と美味しいものが出会うカリナリーハブ@そ・かわひがし



京都に行ったら必ず寄りたい和食の店。今回の大人女子旅のメインは美味しいものを食べること。なので、昼にフレンチを堪能し、夜は美味しい和食でちょっと一杯、まさにそんなプランにぴったりの大人の店へ。


その店の名は「そ /s/ kawahigashi」、「そ・かわひがし」と読みます。人と美味しいものが出会うカリナリーハブ。店名の「そ」は素、蘇、曾、粗、礎などの根源という意味と料理のさしすせそ、の字からとったもの。ユニークな名前にもセンスが伺えます。


店のコンセプトであるカリナリーハブとは「国籍や出身地は違えど、食べるコト・飲むコトが好きな全ての人にフラットな場所。普段使いのカフェとして。仕事帰りのバーとして。食後の2軒目使いとして。その場で起こる人とヒト、人とモノ、人とコトの出会いから、何かが生まれ、ワクワク出来る大人の秘密基地のような場所。」


店内はカジュアルな雰囲気ですが、提供される料理は旬を大切にしたシンプルで奥深い日本の滋味が味わえます。それもそのはず、店主の中東篤志さんの父は「草喰なかひがし」 の中東久雄氏。その父のもとで料理を学んだと知り得心です。

「そ・かわひがし」は、賑やかな四条大橋から京阪電車で二つ先の京阪 神宮丸太町駅から丸太町通り沿いを東へ3分ほど歩いた場所にあります。


シンプルな店内はどこか懐かしさを感じる温かみがあるコの字型のカウンターと小さなカウンターテーブルが二卓。



店長の波平さんにお勧めのおつまみやお酒を聞きながら、ゆっくりとオーダーを決めていく。その心地良さは、旅人でもまるで常連客になったかのよう。


お酒はどれも純国産、食材は京都を含むほぼ近隣のエリアからの厳選されたものを使用しているそうです。

友人はワインを、私は響の水割りを。友人が頼んだ国産の白ワインは「滋賀県 ヒトミワイナリーの Steuben (2019年) 自然派ワイン」大変美味しくて気に入った彼女が何杯お代わりしたわかりません(笑)



おつまみは前菜五種盛り合わせ、私は特に鯖のへしこが大好き。お酒にとっても合います♡



若狭サーモン塩麹マリネ、麹と魚の甘味が作り出すバランスの良い発酵具合が絶品。友人が絶賛お代わりしていました(笑)



京都ポークと竹の子鍋、サクサクで甘い竹の子と豚を薄味のお出汁でさっと炊くお鍋はしみじみ美味しい。



そしてメインディッシュさながらの土鍋で炊いた塩むすび、ピカピカに光る丹波産のコシヒカリをおむすびすとの波平さんの手が丁寧かつ素早く俵型にまとめていきます。



柔らかくふっくら炊けたご飯がしっかりと俵型にまとまっているにもかかわらず、口に入れた途端にほろほろとくずれるように舌の上へ。甘さを引き立てるいい塩梅の塩味と軽やかさだけが残る不思議な感覚。これはもう反則レベルの美味しさ!何個でもいけちゃいます。このおにぎりだけを食べに来るお客様もいるとか。ちなみに私は昨年4個食べました。今年は2個でガマン。ガマンが・・・辛かったぐらい美味です(笑)



店長でおむすびすとの波平さん、お店は朝食・ランチ・ディナー・バーとしてオールマイティに営業しています。軽くお酒を一杯だけ飲むとか、飲んだ後におむすびを食べにだけ、などもOK。それぞれ自由に活用できる新しいタイプのお店を切り盛りされている彼にもまた会いに行きたい。



こちらは昨年伺った時にいただいたもの。なごり鱧の塩たたきも忘れられない!



美味しいもの好き、和食好き、お酒好きなら大満足間違いなし!京都へ行ったらぜひこの美味しくて自由なカリナリーハブを体験してみてください。 SPECIAL THANKS: RYUICHI NAMIHIRA (Maneger & おむすびすと)


📛そ /s/ KAWAHIGASHI (そ・かわひがし) 〒606-8395

京都府京都市左京区丸太町通川端東入ル東丸太町18-5


☎︎ 075-748-1715



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