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メンタルタイムトラベル <GREECE> 初めてのギリシャ ③

執筆者の写真: Mariko YamaguchiMariko Yamaguchi


【ATHEN】 初めてのアテネ③

今回はアテネのシーフードレストランでボラれたお話しでございますw アクロポリスの丘で見た遺跡に感動したあと、そう遠くはない場所にあるローカルレストランへ徒歩で向かう予定でした。ところがすでに暑さと疲れでへばっていた私たちは麓で停車しているタクシーを利用することにしたのです。運転手は気さくで感じの良いベテランドライバーのおじさま風(←そう見えました)。英語であれこれ話しかけてきて、海辺にある美味しいシーフードレストランを勧めてきました。「ここからどれぐらいで行けるの?」と尋ねると「10分ぐらいかな〜」と。それなら、とノってみることに(←これが失敗の元)。走り出すと「あ、15〜20分ぐらいかかることもあるよ」と訂正し、25分ぐらいかかって到着しました。


皆さま、これがそのレストランへと私たちを運んだ共犯者の車でございますよー😒



到着したのはピレウスという港街、リゾート島への玄関口でもある観光地。2004年のアテネオリンピックの会場があったエリアです。その中の小さな湾であるマクロマリノは高級シーフードレストランが立ち並ぶのどかで素敵な場所でした。高級エリアということは後で知りました😅


皆さま、これがそのレストランでございますよー😤


それにしてもギリシャ語読めねーっ😱😱😱←怒りのため吠えてますがお許しを(笑)



笑顔のウエイター(そりゃそうよねー、カモが二匹来たんだから)に案内されてテーブルに着くと、目の前には地中海を巡っているであろうヨットが見える素敵なビュー。「ロケーション最高〜♡」と何も知らずに喜ぶカモたち(笑)この時、他には誰ひとりお客さんがいないことになんのギモンも持ちませんでした。「地元を知る親切なドライバーに良いレストランに連れてきてもらった」という思い込みにどっぷり染まっていたカモたちに「猜疑心」はみじんも浮かばなかったのです😂


レストランにはメニューはなく(たぶん出さなかっただけ)、色々な種類の魚を見せてくれて「それぞれグリルして出しますよ」とのこと。タクシーを降りる時にドライバーが「注文はちゃんとお店の人に任せてあるからね」というようなことを言っていたので安心してお任せにしました。これが典型的なボるお店のパターンだとは露知らず。。。



「素敵な景色二人占め〜♪」と、能天気にときめいているカモたち♡本当に素敵だったんですもの♡



お料理はシンプルなグリルですから美味しくないワケはありません。普通に美味しかったです。何しろ旅先&ロケーションですっかり舞い上がっていたカモたちですから、足元に現れる子猫ちゃんの可愛さや物乞いの兄弟も気にならず、楽しいお食事時間が流れてゆきました。



夕暮れ時は一層素敵でとてもロマンティックな眺めでした♡



そしてお会計。来ました!その金額を見てびっくり「え?280ユーロ?ひとり約¥20000?桁間違えてない?」と顔を見合わせました。ギリシャは比較的物価が安く、外食もカジュアルなら10ユーロぐらいが相場だそうです(後でわかったけど)。だいたい一皿5ユーロぐらい、やや高級でも10ユーロぐらいで美味しいものが食べられるそうです。ヤラレてしまいました。ドライバーもグルよ😡😡😡


このブログを書くためにこの場所のことについて日本語情報も調べていたら、ネット上に同じような書き込みがいくつもありました。「道にはたくさんの客引きが立っていて「食事していかない?」と通る人に声をかけています。アテネのプラカにいる客引きよりもちょっとしつこいような気がしました。中には法外な値段を吹っかけるレストランもあるそうなので注意しましょう。特に、タクシーの運転手が薦める店には用心した方がいいそうです。」←まさにこれにひっかかったのですね。

*田畑賀世子さんのブログ「ギリシャへの扉」より抜粋




留学生という身分の私たちは高額な食事代の見返りとして、公共交通機関を使ってホテルへ戻ることに。ところがこれが結構難易度が高く、苦労しました。バスに乗ろうにも時刻表や行き先がないし、切符もどこで買えるかも不明だったし、なにしろローカルなKIOSKには英語を話せる人はいませんし、あのギリシャ語が読めない!(苦笑)なんとか路面電車と地下鉄を乗り継いで中心部のシンタマグマ広場へ帰ることが出来てホッとしました。



この時はロンドンに住んでいたので外国旅行にも抵抗や警戒心も薄くなっていたため、日本語での現地情報をまったく見ていませんでした。帰り着いたシンタマグマ広場の噴水のライトアップが嬉しかったなぁ〜


もう二度とカモにはならないぞと心に決め、いよいよ待望のクレタ島へ♪続く


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